グースとダック

羽毛ふとんに使用されている羽毛の多くは、雁(がん)を家畜化したグース(がちょう)と、まがもを家畜化したダック(あひる)から採取されます。
グースはダックより体が大きく(グースの平均体重が4.5~7kgなのに対し、ダックは平均3.5~4kg)、ダウンボール(タンポポの綿毛状の羽毛)も大きめです。
さらに、羽毛を構成する羽枝の先についている三角の節が、グースはダックより多く均等についています。このためグースダウンのほうが羽枝同士の絡み合いが少なく、一般的にはダックダウンより、品質面(かさ高性、弾力性、保湿性など)で優れているといわれています。
したがって、グースダウンはダックダウンより、価格的に高いのが普通です。
羽毛は、寒冷地に育ったものほどダウンボールが大きいのですが、飼育環境や飼育日数などにより、品質が異なります。成鳥からは若鳥より大きなダウンボールが採取でき、また、与えられる飼料によっても、ダウンボールの密生の度合いに違いが出てきます。
なお、グースの羽毛にはホワイトとグレーがありますが、機能的には変わりがありません。
しかし、ホワイトよりグレーのほが、価格的には若干安いのが普通です。