SマークとSGマーク

Sマークは、消費生活用製品安全法に基づいて国が定める特定の製品のうち、国の安全基準に合格したもののみにつけられるマークです。
これらの特定製品は、Sマークがないと販売することができません。
Sマークの対象となっているのは、消費者の安全に大きくかかわる6品目で、第1種と第2種に分かれ、付けられるマークがそれぞれ違います。寝装晶関係では、乳幼児用ベッド(ベビーベッド)が第-種特定製品の対象品目となっています。SGマークは、消費生活用製品安全法に基づいて、民間が自主的に行う製品の安全性確保のためのマークです。国の強制マークではないため、このマークがなくても販売はできます。SGとはSafety-Goods(安全な製品)の略で、製品安全協会が定める認定基準に合格した製品にのみ、このマークが付けられます。SGマーク付きの製品には、損害賠償の保険が掛けられ、製品の欠陥が原因で人身事故が起きた場合、製品ごとに定められた限度額(1人当たり最高1億円)が賠償されます。
また、死亡などの特別な場合には、一時金として60万円が支払われます。ただし、消費者側の一方的な過失、または、誤使用の場合は、賠償の対象外となります。
SGマークの対象品目は現在109あり、そのうち寝装品関係では、乳幼児用ベッド(ベビーベッド)、クーハン(手提げ簡易ベット)、住宅用スプリングマットレス、2段ベッドの4品目です。