吹き出し

羽毛や羊毛などのふとんの詰めものの繊維が、ふとんの側地の織り目やキルティングの縫い目から外に抜け出すことを吹き出しといいます。
吹き出しの多い側地や縫製のふとんは、ほこりやアレルギーなどの原因になり、ふとんとして良質とはいえません。そのため、ふとんの基本条件の1つとして、吹き出しが最小限であることが求められます。そこで吹き出し防止のために、織り密度の高い(目の詰んだ)生地や織り目をつぶした生地を側地に使ったり、キルティング部分の裏側にテープを張って針目の穴を小さくしたりします。
特に羽毛ふとんや羽根ふとん、羊毛ふとんは、羽毛や繊維に吹き出しやすい特性があるため、吹き出しを防止する側地(ダウンプルーフ、ウールプルーフ、トリコットなど)が使われています。
ただしこうした側地であっても、襟カバーを側地に直接縫い付けたりピンで留めたりすると側地に針穴が開き、そこから羽毛や繊維が吹き出します。羽毛や羊毛のふとんは、側地を傷つけないよう、取り扱いに十分注意する必要があります。