ウールノップス
- 羊毛わたを特殊な機械を通すことにより球状に丸めたものを、ウールノップスといいます。ウールノップスには保温性や放湿性、弾力性といった羊毛の特徴に加え、
- 1, ボール状なので、へたりにくい
- 2, 長く使用してもフェルト化しない
- 3, 通常の羊毛より空気を多く含むので、保温力が増すなどの長所があります。
-
- 敷きふとんの詰め物として、羊毛わたにウールノップスを約30%混ぜると、へたりにくい中わたができます。
- その際、ウールの繊維層を整えるカーディングのどの段階で混ぜるかによって、中わたの品質に差が出ます。また、ウールノップスの割合が高くなるほど、中わたの反発力が増し、へたりが少なくなりますが、価格は高くなります。
- ウールノップスを100%使用した敷きふとんや枕は弾力性に富み、空気をたくさん含むので、冬は暖かく、夏は涼しいのが特徴です。
